季節の変わり目に気をつけること  デイサービスすまいる星川 【ご家族様・ケアマネージャー様】

こんにちは!デイサービスすまいるの草野です!

もうそろそろ八月も終わりですねぇ!いやぁ、残暑も厳し・・・ん?残暑・・・厳しくないですね?最近涼しくないですか?

ニュースでは、例年よりも暑さが厳しく、各所で記録的な温度を観測した今年の夏、特に8月ですが、同じ8月でも今週はむしろ夏の装いで外に出ると、一枚上に欲しいほど肌寒い日もありましたね。家でも冷房を使わず過ごせて、もう秋が来たような錯覚も覚えます。本当に8月かな?と思う今日この頃ですが、皆さまはこの寒暖の差についていけてますか?

『季節の変わり目に体調を崩す』というフレーズを聞いたことがある方も多いと思います。今で言えば夏から秋だったり、逆に冬から春といった、季節の変わり目にある体調不良の一番の原因は、気温の乱高下による 自律神経の乱れ が関係あるようです。

自律神経とは日中や活動時に働く交感神経と夜間やリラックス時に働く副交感神経で構成されています。この2つの神経は、体温・発汗の調整、呼吸、循環、代謝などを司っており、大きな寒暖差は、頻繁な体温・発汗の調整を余儀なくされ、結果、自律神経の乱れにつながります。

(1)頭痛

(2)ニキビや乾燥肌などの肌荒れ

(3)めまい・耳鳴り

(4)倦怠感・眠気・不眠

(5)気分が落ち込む

これらは自律神経の乱れによる、代表的な症状です。

 

季節の変わり目に対策したいこと5つ

季節の変わり目は、自律神経の乱れによりさまざまな体調不良を起こしやすい、ということはおわかりいただけたでしょうか。では、これからはすまいるでも行っている、自律神経を整えるために、対策したいことを4つお教えします。

(1)いつもより多めの睡眠

免疫力を上げるためには睡眠が最も重要。睡眠中は副交感神経が優位に働き、体や心の疲れを癒やします。

すまいるでも、ベッドや大きめのソファーを多く用意し、上記のような症状で体調が優れない方がいつでも休めるように配慮しております。

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(2)リラックスタイムを設ける

ぬるめのお風呂にゆっくりつかったり、照明を落とした部屋で静かな音楽を聴いたり…体と心をリラックスさせることで、副交感神経が優位に働くようになります。

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(3)運動する習慣をつける

すまいるでは一日三回、朝・昼・夕方で体操を行っております。自身で身体を動かすことで自律神経失調症の予防にも効果があります。1日5分から、ストレッチでも構いません。毎日少しずつでも運動するようにしましょう。かといって、急に激しい運動をはじめるのは逆効果。無理のない範囲で、生活に運動を取り入れてみてください。

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(4)栄養バランスに配慮する

ビタミン、ミネラル、カルシウムなどは自律神経を整えます。すまいるでも栄養士が各観点からしっかりと計算したメニューを提供しています。偏った食事はNG!食から健康を考えましょう。

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この4つ以外にも、趣味を楽しんだり…と、自分の好きな方法でストレスを発散することも大切です。また、気温の変化には、カーディガンなど衣類で調整できるよう予め準備しておくとよいでしょう。そして、体調を崩してしまったときはしっかり休養!無理は禁物ですよ。

しかしながら、デイサービスでも、気温の変化に身体がついていけず、体調不良でお休みされる方も出てきています。私たちスタッフも改めて、天気や気温がいかにご利用者様に影響しているのかを認識し、主に予防の観点から、ご利用者様がいつまでも健康的な生活を送れるよう支えていきたいものです。

皆さまも是非この時節の気候にはご配慮ください。